
人生の後半戦、あなたはどこで、どんな暮らしを送りたいですか?
年齢を重ねても、できるだけ自分らしく、安心して暮らし続けたい。そのためには、元気なうちから住まいについて考え、準備しておくことが大切です。
私はこれまで、老後のお金や暮らしについて、さまざまな情報を発信してきました。そして、自分自身も60代で住み替えを経験しました。
資金計画を立て、希望する条件に合った物件にも出合い、万全の準備を整えたつもりでした。ところが、実際に住み替えてみると、予想もしなかった出来事が次々と起こったのです。
こうした経験を通して、改めて考えたのが、「高齢になっても安心して暮らせる住まいとは、どのような家なのか」ということでした。
そこで、私が提案したいのが、住み慣れた自宅に、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のような設備やサービスを取り入れる「マイ・サ高住」という考え方です。
高齢になって介護が必要になっても、必ずしも施設への入居だけが選択肢ではありません。住まいの安全性を高め、生活を支えるサービスや介護を受けられる環境を整えることで、自宅で暮らし続ける可能性は広がります。
本書では、私自身の住み替えでの失敗と成功を振り返りながら、「マイ・サ高住」を実現するための具体的な方法を、実例を交えてご紹介しています。
これからの住まいをどう整えるか。住み替えるべきか、今の家を改修するべきか。そして、そのためにどのくらいのお金を準備しておけばよいのか。
老後の住まいは、年齢を重ねてから考えるものではなく、これからの人生を豊かにするために、今から考えておきたい大切なテーマです。
人生後半の暮らしを、自分らしく、より豊かなものにするために。
この本が、皆さんにとって、これからの住まいと暮らしを考えるきっかけになれば幸いです。
書籍情報
- 出版社 : 小学館
- 発売日 : 2026/11/27
- 著者:井戸 美枝
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 192ページ